新型コロナウイルス感染症の拡大、ロシアのウクライナ侵略を奇貨に、日本国憲法の改正を一気に進めようとする動きが強まっています。さらに自民党は、2021年秋の総選挙で自民党・公明党・日本維新の会の改憲勢力が衆議院の3分の2の議席を得たことを受け、改憲に拍車をかけようとしています。
改憲勢力が目指す、自衛隊の明記、「緊急事態条項」創設は、日本を再び「戦争をする国」に戻す危険なたくらみです。このたくらみは、「敵基地攻撃能力の保有」「核共有」、軍拡と一体となり東アジアの軍事的緊張を高め戦争を招きかねません。
日本国憲法施行の際に文部省が中学生向けに作成した『あたらしい憲法のはなし』は、「(戦争の放棄を)心ぼそく思うことはありません。日本は正しいことを、ほかの国よりさきに行ったのです。世の中に、正しいことぐらい強いものはありません」と明記しています。この言葉をいま一度思い返す必要があるのではないでしょうか。
「憲法集会」と「9条まつり」にぜひご参加ください。
戦争の声が聞こえませんか?いま私たちにできること
- おはなし
- 猿田佐世(さるた さよ)さん
- 新外交(ND)イニシアティブ代表、弁護士(日本・ニューヨーク州)、立教大学講師、沖縄国際大学特別研究員
- 日時
- 2022年5月3日(火・祝)13時30分から
- 場所
- 北九州市立男女共同参画センター(ムーブ)2階ホール
- 北九州市小倉北区大手町11-4
- 参加費
- 1,000円(大学生以下は無料です)