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東風 第39号(2024年1月)

巻頭言

新年あけましておめでとうございます。おかげさまで(小倉東総合法律事務所は)今年創立25周年を迎えました!

私は、1999年(平成11年)1月、14年間在籍した北九州第一法律事務所を独立し、現在地に「小倉束総合法律事務所」を創立しました。弁護士1人、事務員1人、パート1人の体制でした。以来、25年になります。弁護士5名、事務局員3名の体制となりました。

これまでご支援、ご鞭撻を頂いた多くのお客様、関係者の皆様方に心から感謝いたします。

事務所を創立して1年半後に事務所ニュース「東風」を発刊しました。いま、創刊号を読み返してみると「偶々、幸運にも21世紀を迎えることができる私達としては、手を拱いているわけにはいかない。少しでも人間として豊かに生きられる社会を実現するために、学校で職場で地域社会で頑張っている人達に依拠し、手を取り合って生きていきたいと思う」との決意を書いています。この25年間、どう生きてきたか?どう仕事をしてきたか?振り返れば、不十分なところばかりですが、曲がりなりにも頑張ってきたかなと思っています。

私は、小心者なので、戦争は嫌だし、怖い。もっと嫌なのは、戦争前夜のような言いたいことも言えない、息をひそめて生活をするか、時の権力者に媚びた生き方しかできない抑圧された時代です。振り返ってみると、小泉内閣の下で、自由主義的改革が進み、社会的な格差が広まり、この行詰まりの中で戦争さえ歓迎的な若者の出現、憲法を改悪しようという雰囲気が国民の中で広まった時代に危機感を覚えていました。そして、安倍政権の中で、2015年「戦争法」がつくられ、いつでも戦争ができる国に日本はなろうとしています。今、岸田政権は、ロシアのウクライナ侵攻やイスラエルのガザ侵攻を利用し、軍備増強、大増税、敵基地攻撃の能力保有、総裁任期内での憲法改悪を画策しています。

私たちは、平和な社会実現のために、一人ひとりが今できることを考え、行動をしようではありませんか。皆の力を集めれば、龍が飛ぶが如く巨大な力になります。子どもらの笑顔のために頑張りましょう!

紙面について

特集

子どもの権利を尊重するって?

発行

2024年1月

紙面のPDF

東風 第39号

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