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東風 第14号(2007年1月)

巻頭言

昨年は、憲法改悪を阻止することができ、その余勢を駆って、民主的な政権を誕生させることができ、本当によかったて、すね。などと事務所ニュースに書いていたら、あれれ…、目が覚めてしまいました。やっぱり、夢…。しかし、これを是非正夢にしたいものです。

それにしても、最近は夢とか理想とかいったものを皆語らなくなってきているように思えます。苦しい生活、厳しい競争の中で、そんなもの語っている暇などないというのが現実かもしれません。

しかし、逢法、教育基本法、労働基準法など、国の根本法規を変えようとする動きの中で、夢や理想が語られなくなってきているのは問題だと思います。人は夢や理想を持ちうるから人なのあって、夢や理想を失ってしまえば、人はチヤップリンがモダンタイムスで描いた職工のように意思のない人間歯車になってしまうからです。て、すから、その人の集団である国の基本的な決まりごとを決めるときこそ、熱く夢や理想が語られ、希望に満ちた議論が闘わされる拠要があるはずです。

今の憲法、そして敦育基本法を読むと、そこからは私たちの先輩達の描いた夢や理想が手にとるように分かります。希望にもえ、熱い思いで、この憲法、教育基本法を作り上げたことが目に浮かびます。その憲法、教育基本法が変えられようとしている今、私たらは先輩達に負けないくらい夢や理想を熱く語らなければならないのではないでしようか。国として他の国を攻め人を殺すこともありますよということを、どうして憲法として国全休の基本的な約束事にしなければならないのでしょうか。人を一人も殺さない、そのために武器も捨てるという理想を掲げ、その理想に向かって国民全員が希望を持って全力を尽くすという憲法こそ私たらは誇りを持てるのではないでしょうか。

私たちはほんの少し前だったら、夢のまた夢と笑われたであろう月にも立ったではないですか。新しい年を迎えた今、もう一度夢を取り戻し、理想を熱く語ろうではありませんか。

紙面について

特集
国政・市政子弟対談
発行
2007年1月
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東風 第14号
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